外部リンク時の設定の種類と効果について紹介します!
WordPressのGutenbergエディターの設定に沿って紹介していきたいと思います!
WordPressのGutenbergでリンクを設定する際に、
『新しいタブで開く』・『nofollow設定』・『スポンサーリンク設定』など、
様々な設定がデフォルトで用意されています。
この設定方法と、効果についてまとめていこうと思います。
通常リンクの場合
まず、通常のリンク設定方法です。
① テキストを入力後範囲選択をします。
② 『Link』アイコンをクリックします。
③ URL入力欄が表示されるのでリンク先のURLを入力します。
④ 最後『送信』ボタンを押してリンク設定完了します。
出力されるHTML
<a href="https://push.tokyo">通常リンク</a>
通常リンクの場合、シンプルに aタグにhref属性のみが設定されている状態になります。
外部リンク設定
外部リンクの設定方法です。
① テキストを入力後範囲選択をします。
② 『Link』アイコンをクリックします。
③ URL入力欄が表示されるのでリンク先のURLを入力します。
④ 『新しいタブで開く』のチェックを入れます。
⑤ 最後『送信』ボタンを押してリンク設定完了します。
出力されるHTML
<a href="https://push.tokyo" target="_blank" rel="noreferrer noopener">外部リンク</a>
『新しいタブで開く』にチェックを入れることで、外部リンク設定になり、aタグに、 『target=”_blank”』と、『rel=”noreferrer noopener”』までつけてくれます。
ref=”noreferrer”とは
『ref=”noreferrer”』を設定することで、
外部リンク先から元リンクのタブでJavaScriptでの操作を受けないようにし、セキュリティー対策になります。
ref=”noopener”とは
『ref=”noopener”』を設定することで、
外部リンク先に元リンクの情報を渡さないようにすることができます。
Googleアナリティクスの集客情報の参照元で確認で影響したり、
一部のアフィリエイトのリンクで集計への影響がある場合があるとこのこと。
nofollowリンク設定
① テキストを入力後範囲選択をします。
② 『Link』アイコンをクリックします。
③ URL入力欄が表示されるのでリンク先のURLを入力します。
④ 『検索エンジンはこのリンクを無視する必要があります』のチェックを入れます。
⑤ 最後『送信』ボタンを押してリンク設定完了します。
出力されるHTML
<a href="https://push.tokyo" rel="nofollow">nofollowリンク</a>
『検索エンジンはこのリンクを無視する必要があります』にチェックを入れることで、外部リンク設定になり、aタグに、『rel=”nofollow”』をつけてくれます。
rel=”nofollow”とは
『rel=”nofollow”』は、設定したリンク先に、
検索エンジンがたどらないように明示するために使用します。
よって、『rel=”nofollow”』を指定することでSEO評価の影響を与えないようにすることができます。ブログのコメント欄で、自由に書き込める場で被リンク目的のコメントの対策に使用したりします。リンク先に影響を与えたくない場合に『rel=”nofollow”』を指定します。
しかし、最近はGoogleのアルゴリズムは単純ではなく文章の内容等から『rel=”nofollow”』がついていても評価対象になるともいわれています。
スポンサーリンク設定
① テキストを入力後範囲選択をします。
② 『Link』アイコンをクリックします。
③ URL入力欄が表示されるのでリンク先のURLを入力します。
④ 『これはsponsorリンクまたは広告です』のチェックを入れます。(連動して『nofollow』のチェックも入ります。)
⑤ 最後『送信』ボタンを押してリンク設定完了します。
出力されるHTML
<a href="https://push.tokyo" rel="sponsored nofollow">スポンサーリンク設定</a>
『これはsponsorリンクまたは広告です』にチェックを入れることで、
『rel=”sponsored”』をつけてくれます。
名前通り、広告掲載のリンクや、アフィリエイトのリンクに使用します。
まとめ
今回は、Gutenbergでリンク設定の際にデフォルトで指定できる設定とその出力されるタグとその効果についてまとめました。
Googleの検索エンジンは日々進化してて細かい動きに関しては変化し続けています。動向を追っていき、できる限り更新していこうかと思います。